if
文
if
文には
if ( 式 ) if ( 式 ) 文 及び 文 else 文
の 2 種類がある. これらの動作は明らかであるが, 文の位置に if
文
が来た場合に注意を要する. 次の例を考えてみよう.
if ( 式 ) if ( 式 ) 文 else 文
この場合, 字下げからは, else
以下は, 最初の if
に対応する
ように見えるが, パーザは, 自動的に 2 番目の if
に対応すると判断する.
すなわち, 2 種類の if
文を許したために, 文法に曖昧性が現れ, それを
解消するために, else
以下は, 最も近い if
に対応すると
いう規則が適用されるのである. 従って, この例は,
if ( 式 ) { if ( 式 ) 文 else 文 }
という意味となる. 字下げに対応させるためには,
if ( 式 ) { if ( 式 ) 文 } else 文
としなければならない.
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