lex_hensel_gsl, tolex_gsl, tolex_gsl_dlex_hensel_gsl() は lex_hensel() の, tolex_gsl() は
tolex() の変種で, 結果のみが異なる.
tolex_gsl_d() は, 基底計算を, procs で指定される子プロセスに
分散計算させる.
[f0,x1-f1,...,xn-fn] (f0,...,fn は
x0 の 1 変数多項式) なる形 (これを SL 形式と呼ぶ) を持つ場合,
[[x1,g1,d1],...,[xn,gn,dn],[x0,f0,f0']] なるリスト (これを GSL 形式と呼ぶ)
を返す.
ここで, gi は, di*f0'*fi-gi が f0 で割り切れるような
x0 の1 変数多項式で,
解は f0(x0)=0 なる x0 に対し, [x1=g1/(d1*f0'),...,xn=gn/(dn*f0')]
となる. 辞書式順序グレブナ基底が上のような形でない場合, tolex() に
よる通常のグレブナ基底を返す.
tolex_gsl_d() で表示される時間は, この函数が実行されているプロセスに
おいて行われた計算に対応していて, 子プロセスにおける時間は含まれない.
[103] K=katsura(5)$ [104] V=[u5,u4,u3,u2,u1,u0]$ [105] G0=gr(K,V,0)$ [106] GSL=tolex_gsl(G0,V,0,V)$ [107] GSL[0]; [u1,8635837421130477667200000000*u0^31-...] [108] GSL[1]; [u2,10352277157007342793600000000*u0^31-...] [109] GSL[5]; [u0,11771021876193064124640000000*u0^32-...,376672700038178051988480000000*u0^31-...]
lex_hensel, lex_tl, tolex, tolex_d, tolex_tl,
section 分散計算
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